2019.06.20
グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は6月20日、急性期医療の取り組みを評価する「DPC機能評価係数II」の最新データを、多機能型経営分析ツール「病院ダッシュボードχ(カイ)」に反映させました。これにより、「病院ダッシュボードχ(カイ)」を利用する急性期病院は、最新データで周囲の競合情報を把握した上で、今後の自病院の戦略を見直すことができるようになります。
厚生労働省は19日、 中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」の開催に先立ち、「2019年度(評価期間:2017年10月~2018年9月)の機能評価係数II」などを公表しました(詳細は厚労省のホームページ)。年初に各医療機関へ自病院の機能評価係数IIの内示はありましたが、公表されたのは全国のすべてのDPC対象病院の機能評価係数IIになります(関連記事『【速報】19年度機能評価係数IIをベンチマーク ―MWJ緊急アンケート調査結果―』※会員制サイトの記事になります)。
GHCは公表翌日の20日に、最新データを「病院ダッシュボードχ(カイ)」の当該機能である「病院ダッシュボードχ(カイ)」に反映させました。機能評価係数IIの全体を把握できる「俯瞰マップ」、そのほか「効率性係数」など各項目でも2019年度版の最新のデータを知ることができます。
機能評価係数IIは、DPC対象病院の医療の効率化や地域医療への貢献などを評価する重要なデータです。すべてのDPCデータをもとに相対評価で決定されるため、機能評価係数IIのデータを評価するためには、他病院とのベンチマーク分析が欠かせません。「係数分析」を活用すれば、機能評価係数IIの項目ごとに、周囲の競合情報と比較した上で、自病院の立ち位置を正しく知ることができるようになります。
今後の自病院の戦略を大きく左右する情報ですので、「病院ダッシュボードχ(カイ)」をご利用されている病院は、この機会に「係数分析」をご確認ください。「病院ダッシュボードχ(カイ)」をご利用されていない病院は是非、導入をご検討ください。
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