事例紹介

2013年01月31日

今まで以上に地域連携の強化が必要となる!

病院名 金沢赤十字病院 設立母体 公的病院
エリア 中部地方 病床数 262
コンサルティング期間 1年間
病院名 金沢赤十字病院
設立母体 公的病院
エリア 中部地方
病床数 262
コンサルティング期間 1年間
コンサルティング
  • ・診療科パスアセスメント
  • ・材料コスト削減
  • ・委託コスト削減

金沢赤十字病院は、北陸最大の都市、石川県金沢市を中心とする人口約70万人の石川中央医療圏において、260床(一般病床214床、回復期病床46床)の中堅規模の病院です。2012年4月よりGHCのマネジャー冨吉則行(写真左)が、DPCデータを用いた診療科や各メディカルスタッフとの業務改善、診療材料や委託契約のコスト削減のお手伝いをスタート。 今回は、岩田章院長(写真右)に、GHCのコンサルティングと同院の将来展望に関してお話しをうかがいました。(文中、敬称略、インタビューは2013年1月、役職等は当時)

職員の意識改善が進行中

ー どういった経緯でGHCをお知りになったのでしょうか?

岩田章院長 副院長時代から、DPC導入前後にGHCのセミナーや講演会に参加し、データ分析やベンチマークの重要性の話を聞いたのがきっかけです。

ー 貴院のお手伝いをさせて頂いてまだ1年も経っていないのですが、コンサルティングを実施しどのような変化が出ていますか?また、どの様な点が良かったのでしょうか?

岩田章院長 職員の業務に関する意識が、確実に変化してきています。例えば特別食一つを取っても、私自身、治療や改善のための食事ということを今までそれほど認知はしてきませんでしたが、GHCのコンサルティングを受けて意識が高まりました。他の医師も同様です。 また、事務部門の意識の変化もうれしい点です。医事課は、以前に比べて病名などを中心に積極的に提案をしてくれる様になりました。

ー 院内のコミュニケーションは非常に大切だと思います。これからも医師とメディカルスタッフ各部門とのコミュニケーションが良くなり、数字にも成果が表れる様にお手伝いをさせて頂きます。

人の確保のできる病院へ

ー 今後の貴院の進むべき方向として、どの様な病院を目指していきたいとお考えなのでしょうか?

岩田章院長 現在、大きな課題は、ヒトの確保です。この金沢では、他地域よりも地元大学との関係が非常に強いため、医師の確保に頭を悩ませています。 全ての診療科の医師を揃えることは困難ですが、基本的には、現在の強みの診療科(内科、外科、整形外科)の医師を少しでも補強して充実させていきたいです。

また、現在常勤医のいない泌尿器科は、患者さんのニーズも考え医師を確保していきたいですね。看護師は、今までは福井県や富山県の日赤の看護学校出身が中心でしたが、学校の閉鎖により確保が困難になりました。そこで、看護部長を中心に石川県内の学校を回り人材の獲得に取り組んでいます。看護師はどこも引き合いが多く、なかなか困難ですが、看護部長には大変頑張っていただいています。

ー それ以外のスタッフはいかがですか?特に貴院は、リハビリは非常に頑張っていますし、充実していると思います。

岩田章院長 リハビリ部門は、以前より大学とも良好な関係を築けており、問題なくスタッフを増員しています。退職者が出た場合でも、大学からすぐに補充をしてもらっています。

地域に根ざした医療を提供する病院へ

ー このエリアは、2つの大学病院、県立病院、国立病院、市立病院や済生会病院、そして元気な医療法人もあり、全国稀に見る病院激戦区です。今後の貴院の進む方向をどうお考えでしょうか?

岩田章院長 そうなんです。金沢は大きい病院が非常に多いエリアです。 当院は、主に周囲3km圏内の住民に利用していただいていますので、今後も地域の特性を活かし、広いエリアではなく、このエリアの患者のニーズをガッチリと押さえていきたいと考えています。これからは、今まで以上に地域連携が必要となりますので、地元医療機関の要望対応に力を入れていきます。救急に関しても当院の特性を考え、超急性期から一般急性期の架け橋になるような、質の高い、地に足のついた医療を実践し地域社会に貢献したいと考えています。

ー 今後は、特に地域連携分野とデータ解析を中心に、実務的にお手伝いをさせて頂きたいと考えています。本日は、お忙しいところ貴重なお時間をいただきありがとうございました。


金沢赤十字病院
〒921-8162 石川県金沢市三馬2-251
TEL 076-242-8131(代)FAX 076-243-7552(代表)
http://www.kanazawa-rc-hosp.jp/