学術研究について

-医療の未来にイノベーションを-
GHCの学術・研究・社会貢献活動

日本

CQI(Cancer Quality Initiative)研究会

CQI(Cancer Quality Initiative)研究会

各病院が「自己流」で治療にあたらざるを得ないのは、がん専門病院でも同じ。オールジャパンの英知を集結させれば「医療の質」はもっと向上させることができる――。こうした問題意識の下、国内のがん専門病院の有志たちが集まって誕生したのが、「CQI(Cancer Quality Initiative)研究会」です。

CQI 研究会は、がん医療の質向上を目指す有志施設が集まり、2007 年に設立した会です。 参加施設の診療プロセスについてDPCデータ等を用いて分析し、お互いの施設名を開示した形で病院間比較を行っています。分析結果をフィードバックすることで各施設での質改善活動を支援し、その結果として“がん医療の均てん化”を目指しております。

過去12回の会合において、お互い施設の“顔の見える”率直な議論を繰り広げる中で、いずれの参加施設とも確実に改善を積み重ねてきました。当初、6施設だった会員は現在、おかげさまで113施設まで拡大しました。

GHCはCQI研究会の企画・運営・分析を担っています。


ToCoM、DoCoM、せやCoM

ToCoM、DoCoM、せやCoM

ToCoM(※)は東海地区、DoCoM(※)は北海道地区、せやCoM(※)は大阪周辺の自治体病院が集まり、病院名を実名で公開し、DPCデータをもとに治療内容などのベンチマーク分析を実施しています。
自治体病院が、各地域における病院間比較を通して、自治体病院全体の経営の質、医療の質の向上をめざし、積極的に改善策を模索する場です。
運営は各組織の事務局が実施し、各施設の自主的な参加・提案のもと、GHCは一部分析を支援しています。
※文中の「CoM」は「コンソーシアム」を表します。

海外

スタンフォード大学

スタンフォード大学

米国GHC会長アキよしかわが、教鞭を執っていた、米国スタンフォード大学。私たちGHCは、同大学のJay Bhattacharya教授を中心としたチームと共に、共同研究を行っています。
「日米における術後アウトカムのバラつき」に関する研究では、5つの難度の高い術式におけるアウトカムを比較。米国では医療費のバラつきが大きいが、日本は術後死亡率や術後合併症などの医療の質におけるバラつきが大きいことなどが分かりました(関連記事『日米の血を継ぐデータサイエンティストが抱く医療を前進させる3つの信念』)。

メイヨークリニック

メイヨークリニック

米国トップレベルの医療機関であるメイヨークリニック。私たちGHCは、同医療機関と共に「手術症例数と術後アウトカムの関係」に関する共同研究を行い、症例数の少ない病院の術後アウトカムには、問題がある傾向にあることが分かりました(関連記事『EDRGの日本への導入の可能性は? 医療費に占める割合の高いDPCが対象候補』)。