CQI(Cancer Quality Initiative)研究会

CQI研究会~がん医療の質向上へ

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実名公開ベンチマークでがん医療の質向上を

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CQI 研究会は、がん医療の質向上を目指す有志施設が集まり、2007 年に設立した会です。 参加施設の診療プロセスについてDPCデータ等を用いて分析し、お互いの施設名を開示した形で病院間比較を行っています。分析結果をフィードバックすることで各施設での質改善活動を支援し、その結果として“がん医療の均てん化”を目指しております。

過去12回の会合において、お互い施設の“顔の見える”率直な議論を繰り広げる中で、いずれの参加施設とも確実に改善を積み重ねてきました。当初、6施設だった会員は現在、おかげさまで104施設まで拡大しました。

質改善とコスト削減で「医療の価値」を向上

質改善とコスト削減で「医療の価値」を向上
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例えば、胃を切除した患者の食事開始日。手術後4日目に多くの施設が集中していた中で、6日目だった施設は抗生物質の種類や投薬量を変更するなどして治療計画を見直した結果、他の施設と同じ4日目になりました。以下のスライドをご覧いただくと、経年比較した2007年と2008年で明らかに改善に向かっていることが分かります。

他施設との比較の結果、術前の処置や薬剤投与量を調整したことで、コスト削減につながったケースもあります。

国内に散りばめられた英知を集め、共有することで、がん医療の質改善とコスト削減を促し、結果として「医療の価値(質/コスト)」を向上させることを示しました。

がん診療連携拠点病院等*の約4分の1が参加

*国が指定したがん診療連携拠点病院(都道府県がん診療連携拠点病院、地域がん診療連携拠点病院)、地域がん診療病院、特定領域がん診療連携拠点病院の合計

質改善とコスト削減で「医療の価値」を向上

 CQI研究会は、栃木県立がんセンター、千葉県がんセンター、神奈川県立がんセンター、愛知県がんセンター、四国がんセンター、岩手県立中央病院の有志が集まって2007年に設立。参加施設の診療プロセスについてDPCデータなどを用いて分析し、お互いの施設名を開示した形で病院間比較を行っています。

 分析結果をフィードバックすることによって各施設での質改善活動を支援し、その結果として“ がん医療の均てん化” を目指しています。2015年7月に開催した第11回の研究会では、100施設以上が参加するまでに会の規模を拡大させました(参考記事「大腸がんの在院日数、短縮傾向もなお病院格差-CQI研究会が経年分析」)。

 日本国内のがん診療連携拠点病院等の数は約400施設ですので、そのうちの約25%が本研究会の会員であることになります。

 グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンは、設立当初からオールジャパンでがん医療の質向上を促すため、CQI研究会における分析業務を担当させていただいております。

■ 世話人病院(50音順)
愛知県がんセンター、岩手県立中央病院、神奈川県立がんセンター、四国がんセンター、千葉県がんセンター、栃木県立がんセンター

JJCOに研究成果の論文を掲載

The Benchmark Analysis of Gastric, Colorectal and Rectal Cancer Pathways: Toward Establishing Standardized Clinical Pathway in the Cancer Care

2011年1月に、臨床研究の英文誌”Japanese Journal of Clinical Oncology” (JJCO)に、CQI研究会前代表世話人であり、千葉県がんセンター・元センター長の竜崇正先生が執筆された論文The Benchmark Analysis of Gastric, Colorectal and Rectal Cancer Pathways: Toward Establishing Standardized Clinical Pathway in the Cancer Care 外部リンクが掲載されました。

同論文は、浜野公明先生(千葉県がんセンター)、中川原章先生(千葉県がんセンター)、篠田雅幸先生(愛知県がんセンター)、清水秀昭先生(栃木県立がんセンター)、三浦猛先生(神奈川県立がんセンター)、吉田功先生(四国がんセンター)らに加え、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのアキよしかわによる共著で、CQI研究会の当時の世話人病院5病院を実名で公表しつつ、「胃がん」「結腸がん」「直腸がん」における診療内容のベンチマーク分析結果と経時的な改善状況を分析する、非常にチャレンジングな研究発表となっています。

CQI研究会の実績

  • 開催回
  • 開催日
  • 開催地
  • テーマ
  • 参加施設数
  • 対象者
  • 第1回
  • 2007/12/04
  • TV会議
  • 初のがん診療ベンチマーク分析
  • 5
  • 会員
  • 第2回
  • 2008/02/25
  • 東京
  • がん診療の質向上へのDPCデータ活用法
  • 5
  • 会員
  • 第3回
  • 2008/06/14
  • 東京
  • 臨床の現場へのフィードバック法
  • 6
  • 会員
  • 第4回
  • 2009/01/29
  • TV会議
  • ベンチマーク分析の効果評価
  • 6
  • 会員
  • 第5回
  • 2010/02/27
  • 東京
  • 研究会成果の還元  参加施設公募
  • 37
  • 会員
  • 第6回
  • 2010/10/02
  • 名古屋
  • パスとの比較  アンケート調査
  • 50
  • 会員
  • 第7回
  • 2011/05/14
  • 東京
  • 外来、院内がん登録データ分析
  • 74
  • 会員
  • 第8回
  • 2011/10/01
  • 宇都宮
  • ベンチマーク分析の効果評価と発展性
  • 7
  • 世話人のみ
  • 第9回
  • 2012/6/30
  • 東京
  • 乳がん、胃がん、大腸がんの周術期プロセス分析
  • 89
  • 会員
  • 第10回
  • 2014/8/23
  • 神奈川
  • 大腸がん、前立腺がん、外来化学療法、臨床指標ベンチマーク(関連記事1) (関連記事2)
  • 88
  • 会員
  • 第11回
  • 2015/7/25
  • 東京
  • 大腸がん、肺がん、乳がん、外来化学療法、臨床指標ベンチマーク、海外事例研究(関連記事)
  • 108
  • 会員
  • 第12回
  • 2016/8/27
  • 東京
  • 胃がん、乳がん、食道がん、外来化学療法、臨床指標ベンチマークなど(関連記事)
  • 113
  • 会員
  • 第13回
  • 2017/8/25
  • 東京
  • 大腸がん、肺がん、肝がんなど(関連記事)
  • 107
  • 会員
  • お問い合わせ

    お問い合わせ

    CQI研究会に関するお問い合わせや、ご参加のご希望は、下記までご連絡ください。

    株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン
    CQI研究会 運営事務局
    電話: 03-6380-2401
    メール: cqi@ghc-j.com