イベント

学会・学術研究

2025年度 CQI研究会

受付終了しました

イベント概要


概要

8月に第17回「CQI研究会」を開催いたします。
第17回CQI研究会は、ハイブリット形式(オンライン参加:Zoom、来場参加:東京都内を予定)で開催いたします。また、同日の午前中には「働き方改革への挑戦」として、CQI研究会ご参加者様向けに「特別セミナー」も開催予定ですので、ぜひご参加ください。

がん診療連携拠点病院を中心とした日本のがん医療を担う有志たちによる完全会員制の「CQI(Cancer Quality Initiative)研究会」。設立当初、6施設だった会員は現在、242施設まで拡大しました。
(会員施設一覧) (CQI研究会について)

本研究会では「実名公開」で周術期治療プロセスをベンチマークし、自病院と他病院の医療内容のばらつきを可視化することでがん医療の均てん化に向けた方向性を検討しています。
分析項目はがん種別に、症例数、術式割合、在院日数、プレメディ、麻酔、処置、薬剤、ドレーン、輸液、食事、リハビリ、薬剤・栄養指導、入退院支援など。

がん診療連携拠点病院等の5割が会員であり、がん医療のトップランナーや米国の最新事例、厚生労働省関係者らのご講演など毎回さまざまな試みを実施してきました。
そのような取り組みが厚労省に評価され、令和3年度には「医療の質に関する入院医療等の調査・評価分科会」のアンケートにおける「医療の質」を問う設問項目の中に「CQI 研究会への参加」が含まれました。(ご参考:https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000824229.pdf

また、本会にご参加頂いた会員施設の皆さまには、がん診療分析ツール「Cancer Dashboard」が無償で提供されます。全てのがん種について、経年比較や他施設とのベンチマーク分析結果もすぐに把握できるので、時間をかけずに自病院の課題が発見できます。

開催日

2025年8月30日(土)

会場(開催方法)

ハイブリッド形式(オンライン参加:Zoom、来場参加:東京都内を予定)

プログラム(予定)

【CQI研究会 特別セミナー】12:30~13:30
 「これからの病院経営 ~経営環境が厳しい中・・・できたこと、できなかったこと、これからやること~」

【第17回 CQI研究会】14:00~16:30
 1.周術期がん治療の経年変化および改善の事例発表 ※以下発表予定がん腫、()内は発表施設
   □胃がん(愛知県がんセンター)
   □前立腺がん(神奈川県立がんセンター)
   □肺がん(栃木県立がんセンター)
 2.がん化学療法の実態
   食道がんにおける周術期ケモの治療選択と治療完遂等(副作用マネジメント)について
   (がん研究会有明病院)
 3.現況報告書(※)を用いた分析
   分析内容(予定):診療体制、診療実績、各種がん医療の体制、カンファレンスなど
   ※すべての拠点病院等が毎年、診療実績や人員配置等について現状を記載してまとめたデータ。

参加対象

がん診療連携拠点病院、地域がん診療病院など(都道府県独自指定病院を含む
※特別セミナー・会合とも、CQI研究会会員施設であること(今回入会を含む)がご参加条件となります。
※ご参加にあたり、事前に患者データ保護に関する契約書を締結したうえでのDPCデータの提出、
 および研究会内に限定しての自病院名公開への同意が必要になります。
 詳細については、申し込み完了後、別途担当者よりご連絡いたします。

参加費

お一人様1,000円(税込)
※払込票にてお支払い頂きます。
※ハイブリッド開催となりますが、ご参加費は共通となります。
※来場参加の場合、会場までの交通や宿泊施設つきましては、各自にてご手配・ご負担をお願いいたします。
※CQI研究会への入会には費用はかかりません。

ご提出いただくデータ

種類:DPCデータ(様式1、EFn、EFg)
期間:2022年4月~2025年3月

受付期間

参加申込:~6月20日 ~6月30日 ※延長しました
データ提出:~6月30日 ~7月4日 ※延長しました

お問い合わせ

CQI研究会 運営事務局(株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン)
メール: cqi@ghc-j.com

※ご参加者数が多数による一括お申込み、複数名分まとめてのご請求などご調整が必要な場合は、上記窓口までご相談ください。



水野 孝一(みずの・こういち)

コンサルティング部門アソシエイトマネジャー。診療放射線技師、医療経営士、施設基準管理士。大阪大学医学部保健学科放射線技術科学卒業。病院勤務を経てGHC入社。DPC分析、RIS分析、パス分析、病床戦略、地域連携などの分析を得意とし、国立大学病院や公的病院など複数の改善プロジェクトに従事。若手育成や「CQI研究会」の担当も務める。

西田 俊彦(にしだ・としひこ)

コンサルティング部門コンサルタント。医師、小児科専門医、公衆衛生学修士、経営科学修士。東京医科歯科大学医学部医学科卒業。神奈川県立こども医療センター等を経てGHC入社。臨床・研究活動の経験を生かし、現場視点でのカイゼン提案を得意とする(詳細はこちら)。