CQI(Cancer Quality Initiative)研究会

「がん医療の均てん化」にかかわる課題です
貴院はCQI 研究会に参加されていますか

CQI 研究会は、会員間で診療プロセスのデータを比較。浮かび上がった課題の改善を通じて、がん医療の均てん化を目指しています。がん診療分析ツール「Cancer Dashboard」も無償で提供します。

※がん診療連携拠点病院等の医療機関に限ります。

Cancer Quality Initiative(CQI)研究会とは

CQI 研究会とは

がん医療の質向上を目指す有志施設(栃木県立がんセンター、千葉県がんセンター、神奈川県立がんセンター、愛知県がんセンター、四国がんセンター、岩手県立中央病院)が集まり、2007年に設立した会です。がん診療連携拠点病院等から成る会員は2023年3月現在で213施設。
研究会では、DPCデータの入院・外来データ等を用いて、実名公開の形で参加施設の診療プロセスを比較・分析しています。分析結果を各施設にフィードバックすることで、がん医療の質を改善する活動を支援するとともに“がん医療の均てん化”を目指しております。
CQI研究会の企画・運営・分析はグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)が担っています。

CQI 研究会世話人
(北より記載)

岩手県立中央病院 名誉院長・岩手県八幡平市 病院事業管理者
:望月 泉(代表)
栃木県立がんセンター 副理事長兼副センター長
:藤田 伸
千葉県がんセンター 診療部長・治験臨床研究センター長
:石井 浩
神奈川県立がんセンター 副院長・地域連携室長・泌尿器科部長
:岸田 健
愛知県がんセンター 病院長
:山本 一仁
四国がんセンター 血液腫瘍内科医長
:吉田 功
九州がんセンター 院長
:藤 也寸志

CQI 研究会は、
会員へ6つのメリットをもたらします

01実名で病院比較

がん医療の均てん化に向けた究極のデータ分析

02拠点病院の4割

がん診療連携拠点病院の4割が参加する研究会です

03がん権威の認知

数々のがん医療の権威が認める活動実績

04がん診療分析ツール

がん医療の均てん化、質向上に向けた分析ツール

05コロナ分析

がん診療連携拠点病院へのコロナ影響分析

06ネットワーク

国内トップクラスのがん医療ネットワークへアクセス

実名公開ベンチマークでがん医療の質向上を

(1)実名公開ベンチマークでがん医療の質向上を

実名公開で周術期治療プロセスをベンチマークすることにより、自病院と他病院の医療内容の違いが可視化され、がん医療の均てん化に向けた方向性が明確になります。分析項目はがん種別に、症例数、術式割合、在院日数、プレメディ、麻酔、処置、薬剤、ドレーン、輸液、食事、リハビリ、薬剤・栄養指導など。

がん診療連携拠点病院等の4割が会員
厚生労働省の丸山慧氏(講演当時は健康局がん・疾病対策課がん対策推進官)
がん診療連携拠点病院等の4割が会員

(2)がん診療連携拠点病院等の4 割が会員

がん診療連携拠点病院等の4割が会員。豊富なデータと専門コンサルタントの知見に基づき、がん医療の質向上に向けた高精度かつ実践的なベンチマーク分析を実現します。
がん医療のトップランナーや米国の最新事例、厚生労働省関係者らのご講演など毎回さまざまな試みがなされています。

国が認める「質の高い医療」の指標、海外論文でも活動を発表

(3)国が認める「質の高い医療」の指標、海外論文でも活動を発表

「医療の質に関する入院医療等の調査・評価分科会」のアンケートにおける「医療の質」を問う設問項目の中に「CQI 研究会への参加」が含まれました。(詳細はこちら ※12p に記載)
臨床研究の英文誌” Japanese Journal of Clinical Oncology” (JJCO)には、ベンチマーク分析結果と経時的な改善状況を分析する、非常に画期的な研究発表が掲載されました。(詳細はこちら

がん診療分析ツール「Cancer Dashboard」の活用

(4)がん診療分析ツール「Cancer Dashboard」の活用

CQI 研究会の会員には、がん診療分析ツール「Cancer Dashboard 」が無償提供されます。がん医療に特化した「医療と経営の質」に関する経営指標(2022年度新設加算等にも対応)を瞬時に表示。経年比較や他施設とのベンチマーク分析結果もすぐに把握できるので、時間をかけずに自病院の課題が発見できます。 

※2023年度からがん診療分析ツールの名称を変更しました

新型コロナウイルス感染拡大の影響分析レポート

(5)新型コロナウイルス感染拡大の影響分析レポート

2020年から猛威を振るってきた新型コロナウイルス感染症。がん診療連携拠点病院等に対して、どのような影響を及ぼしてきたのか――。その影響を豊富ながん診療連携拠点病院等のデータを用いて徹底分析。その分析結果を、CQI 研究会会員へ還元いたします。

がん医療のキーマンが参加する人的ネットワーク

(6)がん医療のキーマンが参加する人的ネットワーク

CQI研究会は、豊富な経営改善実績を持つ望月泉先生(左=八幡平市病院事業管理者・岩手県立中央病院名誉院長)、がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会の座長を務める藤也寸志先生(右=九州がんセンター院長)など、経営改善の実績と医療制度をリードするキーマンたちが世話人を務めます。

CQI 研究会活動

開催回 開催日 開催地 テーマ 参加施設数 対象者
第1回 2007/12/04 TV会議 初のがん診療ベンチマーク分析 5 会員
第2回 2008/02/25 東京 がん診療の質向上へのDPCデータ活用法 5 会員
第3回 2008/06/14 東京 臨床の現場へのフィードバック法 6 会員
第4回 2009/01/29 TV会議 ベンチマーク分析の効果評価 6 会員
第5回 2010/02/27 東京 研究会成果の還元  参加施設公募 37 会員
第6回 2010/10/02 名古屋 パスとの比較  アンケート調査 50 会員
第7回 2011/05/14 東京 外来、院内がん登録データ分析 74 会員
第8回 2011/10/01 宇都宮 ベンチマーク分析の効果評価と発展性 7 世話人のみ
第9回 2012/6/30 東京 乳がん、胃がん、大腸がんの周術期プロセス分析 89 会員
第10回 2014/8/23 神奈川 大腸がん、前立腺がん、外来化学療法、臨床指標ベンチマーク 88 会員
第11回 2015/7/25 東京 大腸がん、肺がん、乳がん、外来化学療法、臨床指標ベンチマーク、海外事例研究 108 会員
第12回 2016/8/27 東京 胃がん、乳がん、食道がん、外来化学療法、臨床指標ベンチマークなど 113 会員
第13回 2017/8/25 東京 大腸がん、肺がん、肝がんなど 107 会員
第14回 2019/8/24 東京 全がん種手術の医療・経営の質ベンチマークなど 115 会員
第15回 2021/8/28 Web 全がん種手術の医療・経営の質ベンチマーク、新型コロナウイルス感染症によるがん診療および病院経営分析など 119 会員
第16回 2023/8/26 東京・Web 前立腺がん、直腸がん、その他全がん種手術の医療・経営の質ベンチマーク、新型コロナウイルス感染症によるがん診療および病院経営分析など 120 会員

CQI 事務局

CQI 事務局
CQI 代表世話人の望月先生(右)とGHC 渡辺

グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)
設立当初からCQI研究会の企画・運営・分析を全面的にサポートしています。
(GHCは、病院の経営を支援するコンサルティング会社です。医療ビッグデータを用いて、専門コンサルタントがさまざまなテーマを徹底的に分析し、医療と経営の質向上に資する情報発信もしています)

CQI研究会に関するお問い合わせやご参加希望は、下記(CQI事務局)までご連絡ください。

お問い合わせ

tel03-6380-2401
mailCQI@ghc-j.com