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お知らせ

2023.01.25

アキの研究を紹介した『ネットワーク化が医療危機を救う』(産業医科大・松田教授著)発刊

 産業医科大学の松田晋哉教授(公衆衛生学教室)が上梓した『ネットワーク化が医療危機を救う 検証・新型コロナウイルス感染症対応の国際比較』(出版元:勁草書房、2022年12月発刊)の中で、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン会長のアキよしかわが調査した新型コロナウイルス感染症に対する米国の医療供給体制が紹介されたのでお知らせします。


 厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業「新型コロナウイルス感染症に対する各国の医療提供体制の国際比較研究」(研究代表者:松田晋哉)の中で、アキは米国の事例を担当。米国におけるIDS(Integrated Delivery System:統合型医療介護サービス提供システム)と病院のネットワーク化が、いかにコロナパンデミックという非常事態に有効に機能したかを強調しました。


 『ネットワーク化が医療危機を救う-検証・新型コロナウイルス感染症対応の国際比較-』は、上記の厚生労働科学特別研究事業の研究結果をベースにまとめたもの。アキが担当した米国パートについては、▼コロナ患者の診療の流れ▼感染拡大期に潤沢なICU病床を確保できた理由▼病院産業の変遷▼リアルタイムにコロナ感染情報を共有できる「eCR(Electronic Clinical Reporting system)」――などが紹介されています。


 終章では、日本の医療介護提供体制の課題について、「日本型IDSの展開」を含む以下の10の提言をしています。


(1)社会的共通資本である医療・介護の理念の確認とそれに基づく具体的なPlus oneの活動の実践
(2)日本型IDSの展開
(3)総合医及び高度実践看護師の育成
(4)医療介護情報の標準化と情報活用システムの整備
(5)地域医療計画及び地域医療構想の実効性の向上
(6)健康危機管理体制の見直し
(7)慢性期医療の正しい評価
(8)財政問題への適切な対応
(9)国際比較研究の推進
(10)筆者の考えるこれからの高齢社会における地域医療提供体制