お知らせ

2023.10.10

救急医療係数と救急医療管理加算—GHC分析

 「Gem Med」を運営するグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は、無料の経営分析レポート「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」を毎月提供しています。病院経営の専門コンサルタントが旬なテーマを選び、詳細なデータ分析の結果に基づいて記事を執筆。「EVE」、「病院ダッシュボードΧ (カイ)」、「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCのコンサルティングサービスをご利用病院が無料提供の対象です。


 10月10日発行の「LEAP JOURNAL」で掲載した特集企画「救急医療係数と救急医療管理加算」のサマリーを以下に紹介します。


【目的】
 救急医療係数対策にもなる救急医療管理加算の算定割合に注目し、都道府県別・医療機関別・疾患別の算定状況などを分析し、同加算を適切に算定していくためのポイントをまとめました。


【方法】

 救急医療管理加算の以下の算定状況について分析しました。
(1) 都道府県別の算定状況
(2) 医療機関別の算定状況
(3) 救急症例数が多い疾患の都道府県別の算定状況


【結果】詳細はLEAP JOURNALにて

(1)未算定が少ない都道府県別に並び替えてみるとその割合は数倍に開いていた
(2)都道府県以上に同じ地域であっても 医療機関による解釈や取り組みによる差が大きい
(3)救急症例数が多い疾患別に都道府県別に集計しても大きな差がみられた


【考察・結論・提言】

救急医療管理加算の算定基準は、各医師の判断に委ねられていることが多いため、同加算を適切に算定していくためにも、事務部門と救急部門が中心になり、自病院の取り組みを可視化し、より明確で、具体的な判断基準を構築する。




【「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」について】

・GHCとメディカル・データ・ビジョン社(MDV)が共同開発したDPC分析ソフト「EVE」ユーザーへのサービスの一環として2008年に創刊した経営分析レポート
・「病院ダッシュボードΧ (カイ)」や「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCコンサルティングサービスをご利用いただく病院は無料で購読できる経営分析レポート
・GHCの病院ベンチマーク参加病院数は国内最大。たとえばがん診療連携拠点病院では施設数、症例数共に6割を超え、より高い精度のベンチマーク分析が実現可能であり、まさに究極のベンチマーク
・病院経営の専門コンサルタントが執筆し、▼経営に大きな影響を及ぼすテーマを取り上げる「特集」▼経営課題の発見方法や課題の改善手順などを指南する「ワンポイントレッスン」—の2つのコンテンツで構成
・新規お申し込みは「新規お申込み 」より


LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」本体を読んでみたい」と思われた病院は、是非、GHCの病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧ (カイ)」または無料病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」をお申込みください。