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2012年10月29日

岡山県病院協会講演~芸は身を助ける~

先週金曜日(10月26日)、よしかわ(米国グローバルヘルス財団理事長)は岡山県病院協会に招かれ、「ポストDPC時代の戦略的病院経営」というテーマで講演を行いました。 会場である「おかやま三光荘」は200人を超える参加者で満席となり、学会さながらの雰囲気で、いかに多くの会員が日頃から病院協会の経営管理研修会に熱心に参加されているかが伝わってきました。 座長は岡山旭東病院院長である土井章弘先生。土井先生とは長いお付き合いであると同時に、よしかわとは「あきひろ」という名前まで似ているということで特に懇意にさせて頂いています。土井先生のおかげですっかりホームグラウンドの雰囲気の中、よしかわは開口一番「芸は身を助ける」と話し出したものですから、参加者の皆さんは何が飛び出すかと全員がよしかわに注目! 出てきたのは本邦初公開となる空手姿。アメリカに渡り右も左もまだわからない時に自分を助けてくれたのは、よしかわの一芸である空手。何の関係があるのか?ただの自己紹介のつかみか?と思われたかもしれませんが、DPCという荒波にもまれて成長してきた日本の各病院にとって、2025年に向けての医療と介護の再編成に向けてさらに不安がかき立てられるポストDPCを乗り越えるためには、自身の強みを徹底的に強化することが非常に重要、との強いメッセージが込められています。 病院にとっての強み・弱みは、主観的・客観的な視点の両方から把握する必要がありますが、その把握方法、分析方法について、具体的な例を出しながら解説させて頂きました。 よしかわはこう見えてユーモアのセンス抜群です。「あしたのジョー」に熱狂された皆様はすぐにピンと来られたと思いますが、矢吹丈が成長していく過程で会得していった「あしたのために」(その1はジャブ、その2は右ストレートなど)の取り組みをモチーフに、病院が取り組むべき課題を5つ紹介。 最前列では座長の土井先生の他に、DPC評価分科会委員を務められている真庭市・金田病院院長の金田道弘先生が、タブレット端末を片手にメモを取ったり、写真を撮ったりと最新のIT器機を使いこなしながら聞いて下さり、病院経営者の適応能力の高さを肌で感じました。 写真は講演終了後、すぐに金田先生がメールで送って下さったものです。金田先生ありがとうございました! 執筆・同行:湯原

広報部
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