GHCブログ

2012年09月20日

皆様への感謝の気持ちを込めて! GHC感謝祭を開催!(その3)

前回に引き続き、本日も9月8日に開催いたしました、「グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(以下、GHC)感謝祭」の模様をご報告させていただきます! 今回は感謝祭後、実施いたしました懇親会の様子についてお伝えいたします。 懇親会では、小牧市民病院の末永裕之院長、防衛省大臣官房衛生監の鈴木康裕氏(元・厚生労働省保険局医療課課長)からお祝いの言葉をいただき、済生会福岡総合病院の岡留健一郎院長に乾杯の音頭をとっていただきました。 末永院長は、今後の病院経営には院内の膨大な「情報」を整理し、開示していくことが重要であると述べ、次世代型経営支援サービス「病院ダッシュボード」などのツールを活用し、各医療機関が独自に経営指標を分析していくことが必要であると話されました。 最後にGHCに向けて、昨今の厳しい経営環境のなかで生き抜いていくために「我々に良い情報を提示していただき、今後もパートナーとして歩んでいただきたい」と呼びかけました。 末永裕之院長 鈴木氏は、まず2025年を見据え、自院が「何が得意なのか、診療圏の中にどんな病院があるのか、患者はどういう人たちなのか」をしっかり確認し、地域における自院の立ち位置を把握してほしいと訴えました。 また、今後、医療機関が注目していくべきポイントとして、「consumption tax」「cost」「DPC」の3つの「C」を挙げ、鈴木氏の見解を述べました。 最後に、大病院に軽症の患者が行ってしまうことによって起こる弊害や、医療従事者の過重労働を指摘し、「これを放置したままではこれから5年10年先の医療は到底成り立たない」と言い切り、「解決するためにはデータの緻密な分析と政策的な議論が必要」と述べたうえで、「我々(国)にとってもGHCさんのデータは非常に心強い。これからもともに建設的な議論をさせていただき、日本医療を少しでも明るくしていきたい」と述べました。 鈴木康裕 岡留院長は、6月に主催された日本病院学会で、立ち見が出るほど多くの人を集めたセミナーが、「医療情報」、「DPC」、「経営の質」に関連する内容だったことを述べ、これらが今後の病院医療のキーワードになると主張。こうした状況を踏まえ、「我々の医療機関でも病院経営の質、医療の質を両立させていきたい」と発言され、乾杯の音頭をとりました。 岡留健一郎院長 そのほか懇親会では、東京ベルオーケストラによる、ハンドベルの演奏が行われ、会場の皆様は、ハンドベルの透き通った音色に心地よさそうに耳を傾けていました。 東京ベルオーケストラ 約4時間半にわたって行われたGHC感謝祭は、こうして幕を閉じました。 GHC感謝祭にご臨席いただきました、全国各地の医療機関の理事長、院長、副院長、事務部長などの皆様には心より感謝を申し上げます。 ありがとうございました! 今後ともGHCをどうぞよろしくお願いいたします! 感謝祭の記事はキャリアブレインニュースでも記事として配信されました! 「メイヨーのスモルト氏、米医療改革を疑問視- 「病院の4割破産」との予測も」 以下から記事は確認できます。 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/38080.html