GHCブログ

2012年06月19日

「病院経営者限定 特別参加型セミナー」を開催いたしました!

6月16日、「病院経営者限定 特別参加型セミナー~アメリカの成功と失敗に見る、これからの日本の医療~」をハイアットリージェンシー(東京都新宿区)で開催しました。 同セミナーには、UCLA医学部付属病院麻酔科 准教授 有田 治生先生、済生会栗橋病院院長補佐 本田 宏先生をお招きし、ご講演いただいたほか、テーマ別のディスカッションなども実施いたしました。 北は北海道、南は沖縄まで、全国の医療機関の病院経営者の方々にご参加いただき、盛況のうちに幕を閉じました。 ご多忙のところ、ご参加いただきました院長先生の皆様には心より感謝いたします。 ありがとうございました! さて、同セミナーは、通常開催しているGHCのセミナーとは少し異なり、「参加型」であるというところがポイントです。ご参加いただいた先生方には、有田先生と、本田先生のご講演を聴いたうえで、いくつかのグループに分かれて30 分間、各講演内容に沿ったテーマでディスカッションをしていただきました。その後、その議論内容を発表する場を設けました。 まず、有田先生には、「急増するアメリカ医療費と診療報酬決定について」という演題のもと、日米の医療を比較しながら、高齢化、医療費などの各問題についてご自身のご経験を踏まえて、さまざまな角度からお話しいただきました。 その後、「内科系疾患をどう評価し、診療報酬に反映すべきか」「機能分化と病床再編をどう考えるか」というテーマに沿って、ディスカッションを行い、その内容を各グループに発表していただきました。 有田先生 続いて、本田先生には、「医療崩壊の深層、再生に向けて医師の社会的責任」という演題でご講演いただきました。本田先生が、長年、訴えている勤務医の不足について、その問題の解決を阻んでいる各団体の思惑などにも触れながら、ユーモアを交え、お話しいただきました。 その内容を踏まえ、「医師を確保するために貴院で行っている施策」「医師が働き続けるために貴院で行っている施策」というテーマでディスカッションを実施。その後、その内容を発表。有田先生の時と同様に活発な議論が繰り広げられました。 本田先生 ディスカッション・発表の場では、病院経営者という立場から、医療政策の動向や地域医療、ご自身の病院の全国的なポジションなどを踏まえた、さまざまな先進的な意見が飛び交いました。 こうした病院経営者の方々に限定した、参加型セミナーは、GHCでは初の試みでしたが、終始、盛り上がり、GHCのコンサルタントにとっても病院の経営をサポートさせていただくうえで、「気づき」の多い、大変勉強になる、有意義な1日となりました。 ディスカッション風景

広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。社内外のステークホルダーの人物像(ストーリー)に焦点を当てたコンテンツ作成にも注力する。