GHCブログ
2012年05月11日
GHCスタッフは皆メモをとりながら耳を傾けていました
また、ご自身が理事長・院長として運営されている、福井県にある医療法人 池慶会 池端病院についても紹介。池端先生は、今後、地域から求められる病院になるためのキーワードとして、「患者を奪い合う時代ではなく患者を育てる時代」と述べ、地域支援事業などを積極的に展開し、「元気老人」と接して、いずれ自分の病院を利用してくれるように活動していくことが重要であることを強調しました。
経営していくうえでは、マネジメントの基本として、「真摯さ」が重要であると最近、考えるようになったことを話され、「これを無視した経営はあり得ない」と訴えました。
最後に、池端先生の患者さんが出版された『はやとくん、おうちに帰ろう』(藤田 美保著・書肆侃侃房出版)という書籍を紹介されました。
同書は、生まれた時から、ターミナルケアが必要な遺伝子の病気を抱える赤ん坊を、病院ではなく在宅で看病することを選んだ家族の物語。池端先生は、この家族と接することによって、「高齢者が在宅で看取れないはずがない」と思ったそうです。そして、家族とともに過ごすことによる、病院にはない在宅医療の治癒力みたいなものを感じたとのこと。
ご興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!
| 広報部 | |
![]() | 事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。 |