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2012年04月26日
まず、これまで同分科会の進行役を担っていた、厚労省の丸山主査が異動になったことが発表され、同ポジションに丸山主査よりも若そうな加藤主査が着任したことが発表されました。
本日の議題は、
1、平成24年度の診療報酬改定におけるDPC制度(DPC/PDPS)の対応について
2、今後の検討課題について
の2点。
本日は、議論がヒートアップする場面は少なく終始、順調に進行しました。
そうしたなかで、数人の分科会委員から「医療機関群の2群、3群のグループ分けを検討するタイミングはいつになるのか」といった内容の質問がありました。
それに対し、厚労省は、「今後2年間はこのグループでやっていただく。中医協が変えるといったら変更される可能性はあるが、基本的には次回の診療報酬改定時に見直す」といった主旨の内容を回答。各委員、納得した様子でした。
また、藤森研司委員(北海道大学病院地域医療指導医支援センター長)からは、「今後、EFファイルを活用することによって病棟における業務量などを評価していくことを検討していきたい」といった内容の発言がありました。
そのほか、医師によるDPCコーディングの難しさなどにも話が及びました
本日、医療機関別の「機能評価係数の内訳」と「地域医療指数(体制評価指数)の内訳」が初めて公表されました。
ご興味のある方は下記URLからご参照ください。
■機能評価係数Ⅱの内訳 (医療機関別)
資料D-4-2(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002909e-att/2r985200000294ha.pdf
■地域医療指数(体制評価指数)の内訳 (医療機関別)
資料D-4-3(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002909e-att/2r985200000294hs.pdf
なお、次期改定に向けた今年度のスケジュールが公表されました。4月から9月の間に各議論をスタートさせ、10月から3月の間に検討結果をまとめることをめざすようです。
参考:「平成24年度第1回診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会 議事次第」
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002909e.html
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