2011年11月03日
米国研修3日目 メイヨークリニック見学
社員研修3日目は、
メイヨークリニックの歴史や規模などの概要について
メイヨークリニックの前・経営総括責任者である、
Bob Smoldt氏からレクチャーを受けた後、
メイヨークリニックを見学させていただきました。
まず、目をひくのが
メイヨークリニックの背の高い野生のサボテンと緑にあふれている広大な庭。GHCスタッフは皆サボテンの大きさに驚いていました。
また、外観も白一色の壁ではなく、茶色っぽいオレンジ色を基調にセンス良くやさしい色合いが使われており、周囲の自然とうまく溶け込んでいました。
病院内も太陽の光が差し込むように配慮された大きな窓が院内のところどころに設置され、明るい雰囲気を醸し出していました。
また、米国各地にある、
メイヨークリニックにはアリゾナだけで
2400人の病院ボランティアが活動しているそうです。
メイヨークリニックの歴史などを丁寧に解説する
Bob Smoldt氏
今回の病院訪問では、病棟見学のほか特別に手術室を見学させていただきました。
病棟見学では、シミュレーション・ルーム、検査室、ERなどを見学しました。
シミュレーション・ルームは、まばたきをする肌色の人形で、臨床現場の医師や研修医、学生があらゆる事態を想定した実践技術を高めることを目的として整備されています。
またテレメディスンというテレビカメラがついた機械で、メイヨークリニックの患者さんやメイヨークリニック以外の医療機関の患者さんが自身の病状について他の病院の医師に相談できる(セカンドオピニオン)機械も設置してありました。
今回、特別に見学させていただいた手術室では、白いつなぎのような衣服と、髪の毛を隠せるようなキャップを装着しなければなりませんでした。
メイヨークリニックの手術部門は、244床で年間1万件以上もの手術をこなしているそうです。
しかも、そのうちの50%以上は、日帰り手術とのこと。
この驚異的な手術件数の裏には、在院日数を極力短縮しているため、より多くの患者さんを受け入れる必要があるようです。
残念ながら手術室の写真はNGとのことで、その時の写真はありません。
メイヨークリニックの手術室はすべてがシステマチックで、日本の病院では考えられないほど、広いスペースに手術室やバイオ検査室などの各機能を担う部屋が配置されていました。
見学時には、手術支援用ロボットダ・ヴィンチでも手術が行われていました。
白い衣服で病院内を歩きまわり見学。
案内してくれた看護師のLarry Regan氏とBradley M Haase氏
とともに記念撮影
メイヨークリニックの各種設備や働くスタッフのレベルにGHCメンバーは、終始、圧倒されながら、興味深く院内見学を楽しみました。
メイヨークリニックの前でGHCメンバー皆で記念撮影—–
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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