医療の質向上のための在院日数コントロールに加え、人件費の高騰や働き方改革などの影響も大きくなってきた今、中長期的な病床の役割の見直し(病床機能分化)は避けて通れない課題となっています。
とはいえ、病床機能分化は後戻りできないリスクがあったり、中長期のスパンで検討が必要だったりと、一歩踏み出すのに勇気がいるテーマであり、検討~実行までに時間がかかります。
また、診療報酬改定で議論されている内容の中には、病床数や機能配分に直接的に影響がなさそうなものでも、自院の中長期的なあり方を考えるうえで重要なものもたくさんあり、日本の医療制度の方向性を見定めながら検討することも必要になります。
今のベッドの稼働状況だけを改善することを目的にした病床機能分化では、思っていたような経営効果は得られません。
地域の状況や自院の立ち位置、そして中長期的なありたい姿などを総合的に考えたうえで、"戦略的に"取り組む必要があり、私たちは「病床戦略」と呼んでいます。
本セミナーでは、当社が長年に渡り多くの病院様と取り組んできた経験をもとに、病床機能分化を戦略的に考え、実行するための「病床戦略」について、事例を交えながら解説します。
<セミナー内容>
・なぜ病床戦略を検討するのか、すべきなのか?
・病床戦略を考えるべき病院とは?
・病床戦略における選択肢と判断基準
・病床戦略の検討~実行までの流れ
・病床戦略を進める上でのハードルとその乗り越え方
病床戦略について具体的に検討している皆様はもちろん、これから検討をしようとしている方や、そもそも検討するべきなのか否かを考えたい方にもオススメのセミナーです。
貴院の経営改善に向けて、長期的な視点で病床のあり方を見直す機会として、ぜひ本セミナーをご活用ください。
2025年11月18日(火) 16:30~
※90分前後を予定しています。
システムはZoomを予定しており、開催前日の夕方~夜頃にURLをご連絡いたします。
※完全聴講型のWEBセミナーです。
病院職員様
※上記以外の方、並びに競合製品/サービス取り扱い企業様のお申込みにつきましては、
ご参加をお断りさせて頂くことがございます。予めご了承ください。
無料
太田 衛(おおた・まもる) | |
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Multi Disciplinary マネジャー。診療放射線技師。大阪大学大学院医学系研究科機能診断科学修士課程修了。大阪大学医学部発バイオベンチャー企業、クリニック事務長兼放射線・臨床検査部長を経て、GHC入社。多数の医療機関のコンサルティングを行うほか、「病院ダッシュボードχ」の開発を統括する。マーケティング活動にも従事。新聞や雑誌の取材・執筆多数。 |
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