お知らせ

2023.11.11

医療の質を評価する~周術期口腔機能管理後手術加算~—GHC分析

 「Gem Med」を運営するグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は、無料の経営分析レポート「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」を毎月提供しています。病院経営の専門コンサルタントが旬なテーマを選び、詳細なデータ分析の結果に基づいて記事を執筆。「EVE」、「病院ダッシュボードΧ (カイ)」、「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCのコンサルティングサービスをご利用病院が無料提供の対象です。


 11月10日発行の「LEAP JOURNAL」で掲載した特集企画「医療の質を評価する ~周術期口腔機能管理後手術加算~」のサマリーを以下に紹介します。


【目的】
 周術期医療の質評価項目の1つである「周術期口腔機能管理後手術加算」について、全国的な算定状況を分析し、院内外の歯科との連携による医療の質向上と経営改善の両立の重要性についてまとめました。


【方法】

 以下の算定状況について分析しました。
(1)「周術期口腔機能管理後手術加算」の算定状況
(2)「周術期口腔機能管理後手術加算」の算定ポテンシャル金額
(3) 医科歯科連携に関連する加算項目算定時の算定ポテンシャル金額


【結果】詳細はLEAP JOURNALにて

(1)中央値は22.7%だが、全く算定していない施設も3割ほどあった
(2)1月あたり40万円(年換算480万円)を超えるインパクトのある施設もあった
(3)算定対象となる手術が多い施設の中にも1月あたり数十万円(年換算で数百万円)の算定ポテンシャルがある施設が多数存在した


【考察・結論・提言】

医療の質向上や、経営的な観点からも、医科歯科連携を円滑にする「周術期口腔機能管理後手術加算」の算定は重要。まったく算定していない施設も3割ほどあったため、今一度、院内の運用や算定状況を確認する。




【「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」について】

・GHCとメディカル・データ・ビジョン社(MDV)が共同開発したDPC分析ソフト「EVE」ユーザーへのサービスの一環として2008年に創刊した経営分析レポート
・「病院ダッシュボードΧ (カイ)」や「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCコンサルティングサービスをご利用いただく病院は無料で購読できる経営分析レポート
・GHCの病院ベンチマーク参加病院数は国内最大。たとえばがん診療連携拠点病院では施設数、症例数共に6割を超え、より高い精度のベンチマーク分析が実現可能であり、まさに究極のベンチマーク
・病院経営の専門コンサルタントが執筆し、▼経営に大きな影響を及ぼすテーマを取り上げる「特集」▼経営課題の発見方法や課題の改善手順などを指南する「ワンポイントレッスン」—の2つのコンテンツで構成
・新規お申し込みは「新規お申込み 」より


LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」本体を読んでみたい」と思われた病院は、是非、GHCの病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧ (カイ)」または無料病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」をお申込みください。