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2023.05.28

持参薬の年間平均使用額は1500万円、使用症例数ランキング、大きな地域差も—GHC分析

 「Gem Med」を運営するグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は、無料の経営分析レポート「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」を毎月提供しています。病院経営の専門コンサルタントが旬なテーマを選び、詳細なデータ分析の結果に基づいて記事を執筆。「EVE」、「病院ダッシュボードΧ (カイ)」、「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCのコンサルティングサービスをご利用病院が無料提供の対象です。


 本稿では4月10日付発行の「LEAP JOURNAL」で掲載した特集企画「持参薬の年間平均使用額は1500万円 使用症例数ランキング、大きな地域差も」のサマリーを以下に紹介します。


【目的】
 病院経営の現場では、薬剤費の高騰が問題になっている背景を受けて、入院時持参薬について分析


【方法】

 分析に用いたDPCデータの期間は2022年4月~2022年9月。以下の3つの切り口についてベンチマーク分析した。
(1)持参薬の薬剤費を分析
(2)持参薬成分別に持参薬使用状況割合を分析
(3)持参薬使用割合を地域、病院群、設立母体、病床規模別に分析


【結果】詳細はLEAP JOURNALにて

(1)持参薬金額/年 平均約1400万円、500床以上は3000万円以上。


【考察・結論・提言】

▽残薬を減らすという医療費総額での視点、病院の薬剤コストを減らす視点、患者の在宅復帰支援を進めるという視点で、改めて持参薬の有効活用について考える機会としていただきたい。





【「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」について】

・GHCとメディカル・データ・ビジョン社(MDV)が共同開発したDPC分析ソフト「EVE」ユーザーへのサービスの一環として2008年に創刊した経営分析レポート
・「病院ダッシュボードΧ (カイ)」や「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCコンサルティングサービスをご利用いただく病院は無料で購読できる経営分析レポート
・GHCの病院ベンチマーク参加病院数は国内最大。たとえばがん診療連携拠点病院では施設数、症例数共に6割を超え、より高い精度のベンチマーク分析が実現可能であり、まさに究極のベンチマーク
・病院経営の専門コンサルタントが執筆し、▼経営に大きな影響を及ぼすテーマを取り上げる「特集」▼経営課題の発見方法や課題の改善手順などを指南する「ワンポイントレッスン」—の2つのコンテンツで構成
・新規お申し込みは「新規お申込み 」より


LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」本体を読んでみたい」と思われた病院は、是非、GHCの病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧ (カイ)」または無料病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」をお申込みください。