お知らせ

2024.03.13

看護必要度:今回はこう変わった! の次に向かって—GHC分析

 「Gem Med」を運営するグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は、無料の経営分析レポート「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」を毎月提供しています。病院経営の専門コンサルタントが旬なテーマを選び、詳細なデータ分析の結果に基づいて記事を執筆。「EVE」、「病院ダッシュボードΧ (カイ)」、「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCのコンサルティングサービスをご利用病院が無料提供の対象です。


 3月11日発行の「LEAP JOURNAL」で掲載した特集企画「看護必要度:今回はこう変わった! の次に向かって」のサマリーを以下に紹介します。


【目的】
 今月号は、すべての病院が影響を受ける「一般病棟における重症度、医療・看護必要度」の2024年度診療報酬改定内容を整理し、インパクトが大きいとされている「A-7救急搬送後の入院/緊急に入院を必要とする状態」(分子分析)、と短期滞在手術等基本料の影響度を分析(分母分析)。分析結果から、必要度を維持していくための院内での対策をまとめました。


【方法】

 以下の算定状況について分析しました。
(1)「A7-I 救急搬送後の入院」における病院別の影響度
(2)「A7-II 緊急に入院を必要とする状態」における病院別の影響度
(3) 病院群ごとに在院日数(分母)に占める該当手術症例日数の影響(割合)


【結果】詳細はLEAP JOURNALにて

(1) A7項目の影響度が50%台の病院が全体の約80%を占めた
(2)短期滞在手術を占める割合が高い医療機関が一定数存在した


【考察・結論・提言】

 今回の改定のメッセージは、7対1病棟の厳格化と、外来で対応可能な行為は外来で実施する方向への誘導と捉え、各病院は必要度を維持していくために、増々の増患対策、病床管理・在院日数マネジメントが重要になる。




【「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」について】

・GHCとメディカル・データ・ビジョン社(MDV)が共同開発したDPC分析ソフト「EVE」ユーザーへのサービスの一環として2008年に創刊した経営分析レポート
・「病院ダッシュボードΧ (カイ)」や「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCコンサルティングサービスをご利用いただく病院は無料で購読できる経営分析レポート
・GHCの病院ベンチマーク参加病院数は国内最大。たとえばがん診療連携拠点病院では施設数、症例数共に6割を超え、より高い精度のベンチマーク分析が実現可能であり、まさに究極のベンチマーク
・病院経営の専門コンサルタントが執筆し、▼経営に大きな影響を及ぼすテーマを取り上げる「特集」▼経営課題の発見方法や課題の改善手順などを指南する「ワンポイントレッスン」—の2つのコンテンツで構成
・新規お申し込みは「新規お申込み 」より


LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」本体を読んでみたい」と思われた病院は、是非、GHCの病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧ (カイ)」または無料病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」をお申込みください。