GHCブログ

2014年02月03日

「病院ダッシュボード」ユーザー会を開催

1月29日の午後、「病院ダッシュボード」ユーザー会を都内にて開催しました。当日は、2年ぶりのユーザー会開催ということもあり、全国の病院から、26病院44名の方にご参加いただきました。 ユーザー会では、GHC開発担当の堀江政数より、今後の新機能開発次期診療報酬改定に伴う機能について説明。また、4月以降、現在のメールによるサポート体制に加え、問い合わせ専用ダイヤルでのサポートを開始し、サポート体制を更に増強していくことが報告されました。

140129堀江プレゼン 「今後の開発・サポート」説明する堀江

また、ユーザー会当日の午前中に開催された厚生労働省の中央社会保険医療協議会総会で明らかになった次期診療報酬改定の動向をいち早く、ワンポイントで、アソシエイトマネジャーの湯浅大介が解説しました!

140129湯浅プレゼン 次期診療報酬改定の動向を解説する湯浅

続いて、組合立諏訪中央病院足利赤十字病院社会医療法人財団慈泉会相澤病院に各病院での活用事例について、実際に「病院ダッシュボード」をお使いのユーザー様よりそれぞれ紹介していただきました。

組合立諏訪中央病院は、経営戦略室の杉田勇氏から、経営企画室立ち上げまでの経緯や、経営企画室における「病院ダッシュボード」の活用方法を発表。具体的には「病院ダッシュボード」を使って手術室の稼働率について分析をし、問題点を見出し、改善した事例が紹介されました。

140129諏訪中央病院プレゼン 諏訪中央病院の事例紹介発表

足利赤十字病院は、医療情報課の小此木徹氏から、毎月病院内で開催されている「管理会議」に提出する議論のネタとして、「病院ダッシュボード」の分析資料を活用している事例を紹介。昨年11月の管理会議では、「外来縮小」に向けての逆紹介の分析を行い、取り組んだ事例が発表されました。

140129足利赤十字病院プレゼン 足利赤十字病院の事例発表

 社会医療法人財団慈泉会相澤病院は、慈泉会本経営戦略部の椛島博彰氏から、分析後のデータ活用方法について、実際の資料を基に解説。また、『(自病院にとって)気になるDPCコードを把握しているか?』、『将来の為の戦略策定に「病院ダッシュボード」は欠かせない』、『会議・委員会だけの活動ではダメ。自病院の状況を可視化してアクションに起こさないとまったく意味がない』といった視点を含め、「病院ダッシュボード」で分析した情報を実際に病院内で進めて行くためのコツをご自身の経験も披露しながら紹介して頂きました。

140129相澤病院プレゼン 相澤病院の事例発表

 参加者は興味深そうに、各病院の事例発表に耳を傾け、明日から使える事例をメモにとられていました。

 その後、「病院ダッシュボードを院内でより活かして行くためには」をテーマにグループディスカッションを実施。各々の自病院でのダッシュボードの現状を共有し、うまく活用されている要因や問題点、自分の立場でできる事などについて、活発な議論が行われました。

140129全景グループディスカッション後の各グループからの発表

病院ダッシュボード」ユーザー会を通して、「患者エリア分析や手術分析への理解が深まった」というご意見や「チーム医療分析(オプション)の導入を検討したい」という嬉しいお声もいただきました。 今回のユーザー会では、「病院ダッシュボード」ユーザー向けに3月に期間限定で提供予定の「次期診療報酬改定(新制度)シミュレーション」についてもご案内をさせて頂きました。 新制度チラシDB新制度シミュレーションチラシ(970KB) 「病院ダッシュボード」ユーザー会にご参加いただきました皆様には、心より感謝を申し上げます。 ありがとうございました! 「病院ダッシュボード」の詳細についてはこちらからアクセスしてください! http://dashboard.ghc-j.com/