DPC特定病院群（基礎係数対策）

DPC特定病院群（基礎係数対策）とは

DPC対象病院は、機能や役割に応じて、（1）大学病院本院群、（2）DPC特定病院群、（3）DPC標準病院群――の3分類で指定を受けています。DPC特定病院群は、大学病院本院に準じた機能を有する病院とされ、（a）診療密度（b）医師研修の実施（c）医療技術の実施（d）補正複雑性指数――のすべての要件を満たす病院が指定されます。そのため、「急性期病院」を名乗る病院にとっての勲章であり、ブランドと言えます。

なぜ、DPC特定病院群（基礎係数対策）にコンサルティングが必要なのか

DPC特定病院群は、急性期病院にとってのブランドであると同時に、万能なツールでもあります。急性期病院が満たすべき要素がすべて詰め込まれているためです。DPC特定病院群への昇格・維持を大きな経営課題の一つに掲げれば、医療の質を担保しつつ、あらゆる側面から経営の効率化を推進することができます。ただ、同時に非常に難易度が高く、DPC制度を熟知した専門家による多角的な視点での検証が必要です。

当社のDPC特定病院群（基礎係数対策）コンサルティングの強み

わたしたちは、2004年のDPC制度スタート当初からDPCデータの分析を手掛け、日本におけるデータ分析に基づく医療と経営の質向上をけん引してきました。また、他病院の状況と比較するためのDPCデータは約800病院とDPC対象病院のほぼ半数であり、国内最大規模のベンチマーク数を誇ります。そのノウハウと圧倒的なデータ量を生かすことで、最も効果的で効率的な改善の道筋を示し、医療と経営の質向上を支援します。

当社のDPC特定病院群（基礎係数対策）コンサルティングの特徴

特徴 01

実行支援型のコンサルティング

「元祖DPC分析分析」の確かな実績と培われたノウハウ、国内最大規模のベンチマークデータを用いて、効果的で効率的な改善の道筋を示します。各診療科医師と直接ディスカッションすることで、実現可能で各診療科に最適な改善案をご提示することが可能です。院内の経営に対する意識改善も期待できます。

特徴 02

国内最大規模のデータでベンチマーク

DPC対象病院の半数となる約800病院のデータを保有しているため、病床規模や設立母体別に、どこよりも高精度なベンチマークをすることができます。信頼できるベンチマーク分析なくして、飛躍的な改善はありません。

特徴 03

「元祖DPC分析」のノウハウを投入したサービス

2004年のDPC制度スタート当初からのコンサルティングノウハウを凝縮した係数分析のサービスを、「病院ダッシュボードχ」の基本プラン「DPC分析」でご提供します。各診療科の課題を発見したり、改善活動が順調に進んでいるかをモニタリングツールしたりなど、改善活動のさまざまなシーンでご活用いただけます。

ダッシュボードについて詳しく見る

お取引実績

製鉄記念室蘭病院

NTT東日本関東病院

岩手県立中央病院

DPC特定病院群（基礎係数対策）までの流れと期間

1か月程度

STEP.01▶ 係数分析

【病院】DPC データを弊社へ提出、経営幹部および現場関係者が弊社ヒアリングに対応

【当社】改善インパクトの大きい疾患を2～3選択。詳細なDPCデータ分析を実施した上で、最適な在院日数と医療資源投入量をご提案します。医師によるDPCコーディングの精度向上についてもご支援します
月1回1時間
を1～2回

STEP.02▶ 診療科ヒアリングの実施

【病院】診療科医師、病棟スタッフ、事務職員の会議参加

【当社】分析結果に基づく医療と経営の質改善策をご提案します。提案を基に関係者間で意見交換することで、スタッフの経営意識醸成を目指します
月1回1時間
を1～2回

STEP.03▶ 成果検証

【病院】診療科医師、病棟スタッフ、事務職員の会議参加

【当社】診療科ヒアリング前後の変化を分析し、さらなる改善に向けたご提案をします。改善を実感することで、スタッフの経営意識はさらに向上します
半年～1年

STEP.04▶ 集患対策 ※必要に応じて

【病院】会議への参加、DPCデータおよび紹介・逆紹介データをGHCへ提出

【当社】公開データおよび院内データを使い、周辺の医療機関からの紹介患者、逆紹介の現状を可視化。他病院の状況を踏まえた上で最適な改善案をご提示します。必要に応じて改善策の実行支援もいたします